今回は台風の影響で倒れてしまったアカマツの伐採です。あえてここに注記しますが、いきなり台風で倒れたわけではなく、既に松喰い虫の被害で弱っていたものでした。大木が全て危ないわけではありませんし、多くの大木は台風や八ヶ岳降ろしの大風が吹いても耐えています。やみくもに伐る必要はないのでよく観察して危ない兆候がないか見守りましょう。
作業前
アカマツが倒れて、ナラの大木に引っかかっています。電線にはかかっていません。
作業後
無事に倒木処理を終えました。
作業中のようす
樹上作業者の安全を守るためのロープ。伐採する倒木は、強度的にその支点とはなりえません。遠く離れたアカマツの高木に支点をとって、そこから水平方向に10メートル以上もロープを伸ばして倒木の先端にアプローチしていきました。
