北杜市長坂町の標高1000m付近にて、コナラのお手入れを承ってきました。今回は大きく伐りたいとのご要望で、標高の低いところだとすると、木は既に活動期に入って芽吹いてしまっているので、できるだけ木を弱めないように秋まで待っていただかねばならないところでした。
しかしこの標高ですと春が遅く、木はまだ休眠期のままで水を吸い上げていないようで、どうにか剪定シーズンに間に合ったというところです。

傾きの大きい木でしたので、樹上に登るときは完全にロープにぶら下がらねばなりません。

それなりに大きい一本木です。

屋根と同じくらいの高さまで低くしました。
さすがに切った量が多く、無数に枝が吹くことが予想されるので、数年後にもう一度、姿のよい枝だけを残して他は間引くようにお手入れすることをお奨めしました。