傾斜地に建てられたお宅の山側の樹木についてご相談いただき、伐採と枝降ろしを組み合わせてお手入れするようにご提案させていただきました。

左側からミズキ、枝が絡み合うナラ2本、立派なサクラ、ナラの計5本のお手入れです。

作業完了後の写真。ミズキは建物に向かう枝を払って、ナラ2本は幹ごと建物に向かっていて今後も避けようがないので伐採。サクラについては枝の落下は心配なものの、伐採してしまうと傾斜地の土留めが無くなってしまうので伐採はお勧めせずに、木の健康状態を観察しながら必要最小限の枝降ろしをしました。残るナラも同様の理由で枝降ろしをしました。

ミズキの上部にロープの支点をセットして、ナラ2本とミズキの大枝に着手します。

次に写真中央のサクラに着手します。大枝の吊り降ろし支点は写真左のミズキのまま、サクラの上部に作業者の安全確保の支点を追加しました。ロープシステムは複雑になるのですが、建物から離れていて都合がいいので吊り降ろしの動線確保を優先しました。

傾斜地でもあり、高度感抜群のロケーションで作業しています。

樹上と地上、二人で息を合わせて、切った大枝が屋根に当たらないように注意しながら横に移動させて、それから地上に降ろしていきます。