今シーズンは倒木懸念のお問合せが増えていて、ホームページ更新も滞っています。先日は、富士山北麓の山梨県鳴沢村にて、台風24号の被害で掛かり木になってしまったカラマツの伐採を承ってきました。

カラマツが、ナラやミズキに寄りかかって危険な状態になっています。写真左の木から作業者の安全確保ロープと、倒木が倒れないようにバックアップのワイヤーをセットします。

安全確保した上で、枝先が絡み付いている先端部へ近づいていきます。

知恵の輪状態の枝先や先端部を切り終えて、幹はどこにも引っかかっていないのでぶらぶらした状態になりました。バックアップのワイヤーのおかげで落下しないで浮いています。この後、幹を少しずつ切り詰めてからバックアップのワイヤーを緩めて慎重に着地させて片付け処理をしました。