先月末から入って、何回か風に叩かれながら進めていた現場がようやく完成しました。敷地に張り出していたサクラの大枝を剪定したり、ナラを大きく切ったりして、すっきりとした景観になりました。来年には、すっきりとしたサクラの姿を楽しめて、夏でも木陰は維持しつつ、西の空が透けて見えるように仕上げています。
ナラは幹から大きく曲がって敷地に伸びていたため、枝整理だけでは目的を達せず、地上数メートルで幹を寸胴切りにしました。普段心がけている自然樹形とは程遠いのですが、土留めの役割りをしている木でしたので、根元からの伐採は控えることにしました。
ビフォーアフターの比較写真です。元の写真は夏に撮影。季節の違いもあって分かりにくいですが、木の幹がすっきりと見えるようになりました。