以前にも庭木のお手入れをさせていただいたことのある、北杜市長坂町のお客様からご依頼をいただいて、里山のような雰囲気で何本もあるナラのうち大きくなりすぎた1本を伐採してきました。

写真中央からやや右寄りの木を伐採します。

以前は、写真左のサクラの木に覆いかぶさるようにナラの木が伸びていて、それを伐採しました。久しぶりに再会したサクラは、日当たりがよくなったおかげでずいぶん大きくなっていました。

今回伐採する木も、実は以前に大枝降ろし(剪定)をしていました。切り口からの腐朽が進行しないように、樹皮が切り口を覆い始めています。人間が傷口にかさぶたをするような雰囲気です。

上部は細い幹で支点としての強度にやや不安があるので、そこまで上がらずに大きく切りたいのですが、下地が狭く大切な植栽を傷めてしまうためそのままのサイズでは切り下ろせません。慎重に最上部まで登って、枝を一本ずつ吊り下ろします。

太い幹も同様に少しずつ刻んで吊り下ろしていきます。

大量の薪材です。ご友人の方が引き取られるそうです。